いまここで会える自然

初心者向けの、街中で楽しめる植物観察会「まちの植物はともだち」を主宰しています。

どこまでも造形が魅力的なタケニグサ

これまた家の近くを自転車で走っていると、視界の端に存在感のある植物が。

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▲振り返るとタケニグサでした。

 

とっても目立つので、いまとなってはこうして無意識でも気が付くほどなのに、おそろしいことにこの植物の名前を知るまでは、まるで気が付かなかったんですよね。

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▲背丈は1m~2mほどにもなります。こんな道路沿いにも平気で生えているのに、名前を知らないと自分の世界に登場してこない。重ね重ね、名前を知ることって大事です。

 

それはさておき、僕は結構この植物が好きです。

 

なぜなら各部位に見所が多い植物だから。

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▲まずは、この植物の上の部分に注目。

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▲てっぺんにあるのが花のつぼみ。

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▲それが大きくなったものがこれ。開花直前の様子。

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▲白いつぼみ、よく見ると綺麗です。

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▲このつぼみから咲くのが、この花。花が開くと白いがくは落ちてしまうみたいです。

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▲花のアップ。花びらはなく、雄しべがたくさんついています。そしてピンク色の雌しべが一つ。

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▲雌しべのアップ。雌しべって、こうして小さい突起がたくさんついていることがよくあるけれど、これはやっぱり花粉がくっつきやすくするためなのかしら。

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▲花が終わったあと。

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▲それから、若い果実。

 

という感じで、順番に各所を見ていくと何だかどこも造形的に面白いんですよね。

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▲葉っぱのかたちも印象的。

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▲葉の裏は白い。

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▲この白さに近付くと

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▲その正体は、白い縮れ毛!なんじゃそりゃっ!

 

いやはやなかなか見ごたえがある植物です。

 

タケニグサは、ケシ科の植物で、全草有毒。日本ではあまり使われないけれど、海外では園芸植物として使われることがあるのだとか。

 

確かにこの見た目ですからね。この花も、日本でもっと広く認知されていてもいいのになと思う植物の一つです。

 

きっと今日も近くで何食わぬ顔をして咲いているこのタケニグサ。

 

こういうのって、美術をやってる人なんかも好きだと思うのだけど、どうなのだろう。

 

路傍の美術館。植物の名前を知るだけでフリーパスです。