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植物初心者でも、街中で楽しめる植物を紹介するブログ

ナガミヒナゲシ 異国に暮らす植物の凄み

最近、危険外来植物なんて呼ばれて知名度急上昇中の「ナガミヒナゲシ」。

 

その旺盛な繁殖力から「生態系を崩す」と各地で忌み嫌われていますが、この植物は果実が面白い。

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▲長い実のヒナゲシだから「ナガミヒナゲシ」。

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▲実の上部には「窓」がついていて、ここから種が出てくる作り。

ちなみに、この実の形はアヘンの原材料となるケシ科ケシ属の植物の特徴。(※ナガミヒナゲシからはアヘンの成分は取れないそうです。)

 

もともとの住み処はヨーロッパの地中海地方。日本では1961年に世田谷で見つかったそうな。

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確かにこればっかり増えると困っちゃうのだけど、「あなた突然外国にやってきてよくそんなに増えられるね。」という興味の方が湧いてきてしまうのが僕の性分。

 

一体全体どんな種をしているのさ。と、窓をコツコツ叩いて種を出してみる。

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▲小さい!これぞまさに正真正銘「ケシ粒ほどの大きさ」。

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▲中にはぎっしりと種がつまっている。なるほど、こりゃ増えるわけだ…。


靴底や車のタイヤに挟まれば遠くまで運んでもらえるし、路上の隙間に入り込むにはうってつけの大きさ。


ナガミヒナゲシアスファルトの道路沿いにたくさん生えているのもこれで納得。

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▲しかも、まだ未成熟のこんな種でも発芽することが出来るらしい。

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▲未熟な種子のアップ写真。

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▲せっかくだから花の中身の様子も見させてもらうことに。

見た目から受ける印象が圧倒的で、なんだかもうナガミヒナゲシが凄いやつにしか見えなくなってきました。

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▲この状態で中身をこじ開けると、さらに未熟な種の様子が見えます。

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▲さらにアップで見させてもらう。結構きれいだ。

 

この小さな種だけが理由でなく、ナガミヒナゲシは他の植物の生育を妨げるアレロパシー活性が強いと言われていて、その効果によって自分たちだけ優先して陣地を拡げることが出来るのだとか。

 

ナガミヒナゲシが急速に増えているのにも、よく観察してみればやっぱり理由が隠されていました。

 

こうして面白い面白い言っている間に、きっと僕の靴底にはナガミヒナゲシの種が付いていて、まんまと運び屋をやらされているのだろうと思うと、この植物の手ごわさを更に強く感じるのでした。

 

※種の様子を観察したら、その種は近くにばら蒔かないように!